聖書の実践がもたらす変革:ニッキー・クルスの物語

デビッド・ウィルカーソンの著書「十字架とナイフ」に登場するニッキー・クルスは、暴力と絶望に満ちた人生を送っていたギャングのリーダーでした。しかし、若い牧師デビッド・ウィルカーソンとの出会いが彼の人生を大きく変えました。デビッドの揺るぎない信仰と愛に触れ、ニッキーはイエス・キリストの福音を受け入れました。

ニッキーは聖書を読み、その教えを実践することで、暴力的な過去を捨て、キリストの愛と希望を伝える人生へと生まれ変わりました。彼の物語は、聖書の言葉を積極的に実践することの力を示しています。

しかし、多くのクリスチャンは聖書の教えを実践に移せていません。信仰の成長には、教会との繋がり、聖書の学び、そして支え合う仲間が必要です。

イエス様は「豊かな生、満ち満ちた生」を送る鍵をヨハネ10章で教えています。それは、聖書の言うとおりにすることです。ニッキーのように、神様の愛を理解し、御言葉に従うことで、私たちは変えられます。

イエス様は、神様への愛と戒めへの従順を結びつけました。ヨハネ14章15節で「もしわたしを愛しているなら、あなたがたはわたしの戒めを守るはずです。」と述べています。真の愛は、従順によって示されるのです。

しかし、一人で実践する必要はありません。聖霊は私たちに変革をもたらし、御言葉に従う力を与えてくれます。信仰と人格の成長を助け、人生を神様の御心と一致させてくれます。

キリスト教の核心は、規則に従うことではなく、イエス様との親密な関係です。それは、救い主との変革をもたらす関係への招きです。

ニッキー・クルスの物語は、聖書の実践がもたらす変革の力を示しています。私たちも御言葉に従い、聖霊の導きによって、神様が望む姿へと変えられていくことができるのです。

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